2012年6月8日金曜日

里芋の芽と不動の目ー森鴎外(未完成)

キーポイント
●里芋のより分けを手伝った増田と不動の目を焼いた兄の比較

兄は自分と対立するものを否定するが、増田は拘らなかった

結論にこだわっているか、結論にこだわっていないか
(己なんぞも西洋の学問をした。でも己は不動の目玉は焼かねえ。ぽつぽつ遣って行くのだ。)
(酸素や水素は液体にはならねえという。ならねえという間はその積りで遣っている。液体になっても別に驚きゃあしねえ。)

●お金に執着がない増田の性質
(金が何だ。会社は事業をするために金がいる。己はいらねえ。己達夫婦が飯を食って、餓鬼共の学校へ行く銭が出せれば好い。金を溜めるようなしみったれは江戸子じゃあねえ。)

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